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げんまい屋女房の江戸メシ日記

とある如月の献立

一年の中で、一番冷え込む季節です。

やはり、主役は鍋でしょう! と云うことに。
鍋に行き着くまでには、彩り豊かな肴も。

目にも舌にも楽しい献立となりました。

 

親しくさせて頂いているPAPUさんと云う無農薬野菜を扱う八百屋さんで、新鮮な大根を求めました。

其れを使い大根のカナッペを。

蕗のとう味噌、海苔の佃煮に山葵添え、じゃこ梅、チャンジャ、昆布の佃煮を載せて。

見た目も美しく、大根の甘さがそれぞれの常備菜の味を引き立てます。

とにかく大根がみずみずしく甘くて。

 

同じく、一緒に求めた春菊もおひたしに。

柔らかく、独特の香りも濃く味わい深く。

 

ご飯のお供用にキツネの甘辛煮。

ちょっと甘すぎるかな、と思いきや、きび砂糖の甘味があとを引きます。

意外と日常酒にもあって。

此れは、明日の朝餉にとっておきましょう。

 

本日、少々贅沢を。

宇和島の鯛の刺身。

此れも半分朝餉用に。

 

ずいぶんと冷え込んできたので、困ったらコレの鍋です。

焼きネギ鶏豆腐鍋。

焼きネギの香りがとても良くて。

鶏も奮発して地鶏を使いますと、出汁の味が全然違うのです。
明日の朝は贅沢になりそう。

キツネに鯛に、地鶏のお吸い物。

 

 

十回にわたったこの連載も今月をもって最終回となりました。
丁寧に読んで下さり、様々なご感想などを頂けたことは、 大きな励みとなりました。

ありがとうございました。
また、 毎月の表紙絵も昔を思い出しながら楽しんで描くことが出来ました 。
料理と共に注目して頂き、こちらも感謝です。


最後になりましたが、この連載のきっかけを下さり、 いつも迅速丁寧に編集して頂いた「まいぷれwithYOU」の加藤淳さんに、この場を借りて感謝の意を表します。

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