知っておきたい葬儀の知識💡大切なお見送りの伝統「湯灌(ゆかん)」について
クレリ宝塚ホール
宝塚市・伊丹市で葬儀サービスを提供しているクレリ宝塚(宝塚公益社)です🕊️
大切な方との最期のお別れにあたり、さまざまなお別れの形や行為があることをご存知でしょうか?
今回は、古くから日本にある伝統的な「湯灌(ゆかん)」についてご紹介します。
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《湯灌とは?》
湯灌とは、亡くなった方の体をお湯で清める日本の伝統的な行為です。これは「今までありがとう」「おつかれさま」の気持ちを伝える大切な時間でもあります。
《湯灌の歴史と意味》
古来の日本では、水で体を清めて穢れをはらうという考え方がありました。仏教では、現世の苦しみや穢れを落とし、来世での良い生まれ変わりができるようにという願いも込められています。
つまり、湯灌は体だけでなく心や魂もきれいにするための大切な行為のひとつといえるでしょう。
《現代の湯灌とその選び方》
現代では病院で「エンゼルケア」が行われることが一般的になりました。そのため、昔のように家で湯灌を行うことは少なくなりました。
また、必ず行うものではなく、ご家族の希望や価値観に応じて選ばれています。湯灌をする場合でも専門の人が行うことが多くなり、多くの葬儀社ではオプションとして別料金で行われています。
■料金面での注意点
・湯灌の料金は葬儀社によって大きく異なります。(5万〜15万円程度)
・葬儀社によっては料金を公表していない場合もあります。
・湯灌を「お風呂と同じ」と誤った説明を行い、複数回の湯灌を提案されるケースもあり、思った以上の出費になることもあります。
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湯灌は、亡くなった人の体や魂をきれいにして、安心してあの世へ旅立てるようにするため、古来より日本で大切にされてきた伝統的なお別れの形です。
ただのサービスではなく、故人への気持ちをこめた最期のおくりものでもあります。
金額だけで判断するのではなく、湯灌の意味を知ったうえで選ぶことが大切です。
予想外の出費で、「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、ご家族でよく話し合って決めることをおすすめします。
● 最後に ●
湯灌を「儀礼」や「儀式」として紹介しているサイトが非常に多く見受けられます。
しかし、碑文谷創氏の著書『四訂 葬儀概論』では、以下のように述べられています。
「本来は『湯灌』は儀礼ではありませんが、あえて儀礼形式を採ることが多いのは、『湯灌』というサービスに付加価値を与えようと業者が行っているからです。同様に逆さ水は慣習であり、通常とは別にするためであり、儀礼とは言えません。」
このように、湯灌や逆さ水は本来的には「儀礼」とは異なる行為でありながら、葬儀業界が形式を整えることで価値づけを行っている側面があると指摘されています。伝統的な行為や慣習とその意味づけの関係性を考えるうえで、非常に興味深い視点です。
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