地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、宝塚の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

宝塚の地域情報サイト「まいぷれ」

宝塚で映画を観ましょう!~シネピピア上映スケジュール~

『HOKUSAI』 『ブラックバード 家族が家族であるうちに』BLACKBIRD 他上映中!2021/07/06

シネ・ピピア最新上映スケジュールはここで確認してください!

宝塚シネピピアです。
7月に当映画館にて公開予定の映画をピックアップして紹介させていただきます。

『HOKUSAI』

7/9(金)→22(木)
2020年/日本/129分<br>(C) 2020 HOKUSAI MOVIE
2020年/日本/129分
(C) 2020 HOKUSAI MOVIE
九十年の生涯で描いた作品三万点以上。
初めて描かれる孤高の天才絵師 葛飾北斎の謎に包まれた人生


近年その絵がパスポートや新紙幣のデザインに採用され、大きな注目を集めている天才絵師・葛飾北斎。アメリカの雑誌『LIFE』の調査「この1000年で偉大な業績を残した人物100人」において日本人で唯一選出されるなど、海外でも圧倒的な人気を誇るHOKUSAI。画業70年で描いた作品は3万点以上。90歳でこの世を去るまで『冨嶽三十六景』や『北斎漫画』など、圧倒的な熱量で数々の作品を描き続けた。
江戸の大衆に愛された絵師の名前と作品は、日本の開国とともにヨーロッパで徐々に知れ渡り、モネやドガといった印象派の巨匠たちの目に届いた。『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』の衝撃的な波、『北斎漫画』のみずみずしい人物や自然の描写は、彼らにとって未知との遭遇であり、その影響はゴッホ、ゴーギャン、セザンヌにまで及んだ。印象派が世界のアートに起した革命を考える時、北斎が果たした役割はわれわれの想像より遙かに大きい。まさに、日本の絵師北斎はHOKUSAIになった。
そんな数々の名作をこの世に送り出してきた北斎だが、彼の<人生>に関する資料は少なく、故に様々な逸話が生み出されてしまったている。数少ない忠実を基に、そのベールに包まれた北斎の人生を独自の視点と解釈によって紐解いていく。
風紀の乱れを正すべく幕府によって風俗が厳しく取り締まられていた江戸時代後期において、町人文化を彩った浮世絵もまた規制の対象とされていた。そんな中でも、「俺は俺の好きに描く」と北斎はひとり北極星のごとくブレることなく画狂人生を邁進。表現者としての自由を求めて、筆ひとつで激動の時代に挑み続けた。
『HOKUSAI』では、青年期・老年期に北斎の人生に大きな影響をもたらした2人の人物のエピソードから映し出す「人間・北斎」、そして北斎の手掛けた作品「三つの波の秘密」の誕生秘話が明かされる。謎の多い北斎の人生とは…?


監督:橋本一 企画・脚本:河原れん 音楽:安川午朗 
出演:柳楽優弥、田中泯、玉木宏、瀧本美織、津田寛治、青木崇高、辻本祐樹、浦上晟周、芋生悠、河原れん、永山瑛太、阿部寛


『ブラックバード 家族が家族であるうちに』BLACKBIRD

7/23(金)→8/5(木)
2019年/アメリカ・イギリス/97分<br>(C) 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED
2019年/アメリカ・イギリス/97分
(C) 2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED
母の決意が、私を変える。
アカデミー賞受賞2大女優が演じる家族を見つめた感動作


病状が進むなか、安楽死の選択をした母を看取るために家族が集まった最後の週末。スーザン・サランドンとケイト・ウィンスレットというアカデミー賞受賞2大女優が初共演した本作は、母の決意によって残された家族の生き方を考えさせてくれる濃密なヒューマンドラマである。
ある週末、医師のポール(サム・ニール)とその妻リリー(スーザン・サランドン)が暮らす瀟洒な海辺の家に娘たちが集まってくる。病が進行し、次第に体の自由が効かなくなっているリリーは安楽死する決意をしており、家族と最後の時間を一緒に過ごそうとしていた。長女ジェニファー(ケイト・ウィンスレット)は母の決意を受け入れているものの、やはりどこか落ち着かず、夫マイケル(レイン・ウィルソン)の行動に苛立ちがち。大きな秘密を共有する家族がともに週末を過ごすなか、それぞれが抱えていた秘密も浮かびあがりジェニファーとアンナの想いは揺れ動き、リリーの決意を覆そうと試みる…。
アカデミー賞受賞2大女優を主演に、静謐さの中に時にユーモアを交えながら、秘密を共有する家族の物語。海辺の家で8人の登場人物だけで繰り広げられる物語が、深く静かに心に刻まれる。


監督:ロジャー・ミッシェル 脚本:クリスチャン・トープ
出演:スーザン・サランドン、ケイト・ウィンスレット、ミア・ワシコウスカ、サム・ニール、レイン・ウィルソン、ベックス・テイラー=クラウス、リンゼイ・ダンカン


「太平洋戦争から80年〜戦争映画特集」

日程:7/30(金)〜9/2(木)
1941年、ハワイ真珠湾攻撃から始まった太平洋戦争から80年。日本が無条件降伏し、戦後の運命を決定づけた東京裁判から75年。コロナ禍にあって私権の制限が叫ばれ、アジア各地でのきな臭い動きなど、戦後の平和が脅かされようとしている。戦争映画の傑作『激動の昭和史 沖縄決戦』製作から50年を機に、戦争をみつめた作品6本を特集上映。

上映作品:
7/30(金)〜8/12(木)『戦場のメリークリスマス』1983年/監督:大島渚
8/6(金)〜8/12(木)『激動の昭和史 沖縄決戦』1971年/監督:岡本喜八
8/13(金)〜8/19(木)『東京裁判』1983年/監督:小林正樹
8/13(金)〜8/19(木)『野火』2014年/監督:塚本晋也/原作:大岡昇平
8/20(金)〜8/26(木)『ゆきゆきて、神軍』1987年/監督:原一男
8/27(金)〜9/2(木)『青島要塞爆撃命令』1963年/出演:加山雄三、佐藤允

<お客様へのお願い>

●シネマフロアー入場時には、手指のアルコール消毒をお願いします。
●上映時もマスク着用をお願いします。
●場内での飲み物以外のお食事は、禁止とさせていただいております。

<皆さまへのご支援のお願い>

1.シネ・ピピア〈エール〉ギフト
¥10,000
シネ・ピピア鑑賞券5枚+中辻悦子さんデザイン特製エコバッグ

2.「関西劇場応援Tシャツ」《SAVE OUR LOCAL CINEMAS》
¥3,000(サイズ:S・M・L・XL)

※シネマ受付でお願いしています。皆様のご協力をお願いします。


★★宝塚シネ・ピピア★★ 名画座宣言!いつでも名画・話題作を上映しています。
〒665-0852 兵庫県宝塚市売布2-5-1 ピピアめふ5階
TEL 0797-87-2261
公式ホームページは→コチラ

この記事に関するキーワード