第4回は、オリックス劇場前のカフェでお話を伺いました。

今日取材させていただくのは、舞台、ミュージカル等でご活躍の七瀬りりこさんです。

　－まずは入学・入団年度などお聞かせ下さい－
2005年（平成17年）宝塚音楽学校入学、2007年（平成19年）宝塚歌劇団入団。
初舞台は星組公演の「シークレット・ハンター」、その後、宙組配属になりました。
2011年退団、その後はミュージカルや舞台を中心に活動しています。

　－音楽学校時代はどうでしたか？－
ご存じのように、先輩後輩の上下関係などはとても厳しかったです。でもやめたいとは一度も思わなかったですね。挨拶や礼儀作法から人との接し方まで、社会人になるための多くのことを学べました。15、6歳の一番多感で、物事を吸収する時期に宝塚で過ごせて、（今となっては）本当によかったと思います。

　－劇団時代の印象深い舞台は？－
ひとつは初舞台です。幕が上がってすぐに舞台センターで、「清く正しく美しく」をソロで歌わせていただきました。
（初舞台、初ソロなど、“人生初”尽くしの舞台でした！）
そして、2009年に公演しました「カサブランカ」のエトワール役です。この“エトワール”はずっと憧れていた役で、全身全霊で舞台に臨みました！（舞台を終えたときは充実感でいっぱいでした。）

－年間数本もミュージカルをこなされるなんてスゴイですね！－
ありがとうございます。実は9月には、テレビにも出演しました。
『THEカラオケ★バトル』「歌の異業種格闘技戦」という番組で、宝塚歌劇団員では初めての出演だったのですが、なんとそこで優勝しました！（ちょっと自慢です・笑）

また、11月には東京吉祥寺にてライブにも出ました。
「バスガス爆発ブスバスガイド」という、舌をかみそうなタイトルですが、ユーモアたっぷりの内容で、非常に楽しく勉強になりました。

ぜひ将来的には関西での公演も実現したいと思っています！

　－七瀬りりこさんのルーツ、お母様も少しご紹介。＾＾－

大阪市都島区、西宮市、尼崎市で音楽教室Kiyoressimo（キヨレッシモ）をされています。

Kiyoressimoに通われていた宝塚歌劇団の生徒さんの影響で、七瀬りりこさんも宝塚歌劇を目指されるようになったそうです。
りりこさんの歌の原点は、やはりこのお母様の教室にあったようですね。

実は七瀬さん、お母様の帯刀享子さんとのコラボでCDを出されました。

「Brillante」

※イタリア語で“光り輝く”という意味。
お二人で撮られた奇跡の1枚（笑）をジャケット写真にされたそうです！

ちゃっかりお願いして、CDにもお二人の直筆サインをいただきました！
（家宝にします！！）