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Cute Movies

ダンシング・ハバナ

監督:ガイ・ファーランド

灼熱の太陽と青い海のステージで繰り広げられる官能的でエネルギッシュなダンス。
若い情熱をサルサのダンスに注ぎ込むとてもスカッとした映画だと思った。

1958年キューバが舞台となる。アメリカから父親の赴任でキューバにやってきたケイティ。
優等生の彼女がそこで出会ったのは街中での今まで見たことも感じたこともない情熱的なサルサをのリズムだった。
彼女はその中で嬉々として踊るホテルの従業員の青年ハビエルを見かける。

丁度キューバは革命の波が押し寄せ、ハビエルもその影響を受けアメリカへ行くと言う自分の夢を果たせずにいた。
ケイティはサルサダンスに魅了されハビエルにダンス大会に2人で出場し優勝してアメリカへ行くことを提案する。最初は乗り気でなかったハビエルだが、2人は徐々にサルサダンスにのめり込み、毎日海辺や家の庭でダンスの稽古を続ける。
そしてダンス大会の当日2人は力を合わせて官能的なサルサダンスを披露するのだが・・・・

この映画は「Shall we Dance?」の振り付けを担当した ジョアン・ジェンセンの少女時代の物語を元にして作られている。
彼女を有名ダンサーとしたのはこのキューバでのサルサとの出会いがきっかけとなっているのだ。

ケイティ役のロモーラ・ガライだが、制服にあわな~い! やぼった~い!
なのにダンスの時は全く変身しちゃってセクシーで過激で大人っぽくて、女はやっぱ変身する生き物なんだとつくづく思った。

私もこの映画を見終わってスタジオから出る時は気持ちだけは官能的なサルサダンスを踊るダンサー気分♪
セクシーな女になった気分でいた。(恐ろしい自己催眠)
でも、この映画を見終わってあんなに踊れたらなぁって貴女も思うこと間違いなしです!

思う存分自由自在に踊れること、その素晴らしさがこの映画の心髄にある!そんな青春映画でした。

text by...  七福神

2005/08/26