宝塚シネピピアです。
11月に当映画館にて公開予定の映画をピックアップして紹介させていただきます。

宝塚は映画の都だった！ 50年代から60年代、宝塚映画製作所で数々の映画の名作、話題作を発表。宝塚の街には、黒澤明、木下恵介、小津安二郎らの名監督から、森繁久彌、三船敏郎、加山雄三、美空ひばり、江利チエミ、司葉子、新珠三千代、原節子など伝説の映画スターの姿が見られ、街のあちこちで撮影が行われた。

23回目となる宝塚映画祭では、9本の宝塚映画を上映。今年3月に亡くなった東宝のトップスター宝田明さんを偲んで名作『小早川家の秋』『旅愁の都』『放浪記』の3本を追悼上映。名匠・木下惠介監督の生誕110年を記念して『なつかしき笛や太鼓』、それに脚本作品で「寅さん」の原点といわれる渥美清主演の名作『父子草』、また「宝塚」の女優たち総出演の『女の学校』、嵐寛寿郎、大河内傳次郎という2大剣豪による『照る日くもる日』（前編・後篇）、9月に最後のコンサートを行った加山雄三の若い頃の魅力満載の『ゴー！ ゴー！ 若大将』など。

その他、「阪神間映画傑作選」として昨年好評だった吉永小百合さん主演の2本、『青春のお通り　愛して泣いて突っ走れ！』1966年、『青春の風』同年を上映。また芦屋市在住の大森一樹監督が今年監督歴45年、70歳を迎えるのを記念し＜大森一樹スペシャル＞を開催。村上春樹原作『風の歌を聴け』1981年、宝塚で撮った斉藤由貴主演『「さよなら」の女たち』1987年、宝塚出身の大スター、乙羽信子の自伝『女優時代』1988年の3本を上映します。