街の小ネタ byチャリンコ営業マン
手塚治虫昆虫採集の森の記念碑を見てきました。
2010/03/31
宝塚市出身の世界的な漫画家、手塚治虫さんは子供のころ、自宅近くで昆虫採集をしていたのは大変有名な話です。日々昆虫の観察をし、写真で写したような細密な正写をされていました。
大学は医学部で学び、手塚作品には科学的かつヒューマニティー溢れた数多くの作品があります。
幼い頃の昆虫採集により、命の大切さを知り学んだといわれ、自身の作品にも反映されています。
チャリンコ I子 です。
本日は宝塚の千吉稲荷で「手塚治虫 昆虫採集の森」記念碑が建立されたとの情報をキャッチいたしましたので早速行ってきました。
今回は記念碑建立にご尽力された千吉稲荷世話人会の大垣文男さんにご同行いただきました。
さて、JR宝塚駅の北側の坂を上って少し行くと・・・
見えてきました。「千吉大神」の案内板が。
(この案内板は千吉稲荷世話人会の方が作ったそうです。)
またもう少し歩くと・・・何とも懐かしい風景が広がっていました。
ドーンと見えてきた木。(この木なんの木?)
魚が泳いでいそうな小さな川。(寒かったせいか魚は見当たりませんでした。)
走り回りたくなる田んぼ。
振り返ると懐かしい風景。
今はどうかわかりませんが、以前は千吉稲荷の森のあたりは蝶が通る道があったそうです。
手塚治虫氏が子供のころに昆虫採集によく来た千吉稲荷の森に平成22年3月21日に建立されました。
記念碑とともに記念撮影です。
こちらが今回案内していただいた千吉稲荷世話人会の大垣さんです。「千吉稲荷の森」を残したいという情熱をお持ちになり、今回記念碑建立に力を注がれたお一人です。
記念碑のうしろ姿。
千吉稲荷の入口です。
せっかくなので、階段を上って、お参りに行きましょうということになりました。
上りきったところ。
千吉大神 年中行事表。
少ないお賽銭でたくさんのことをお願いしました。
「また、来てね」と千吉稲荷さんがつぶやいている声が聞こえてくるようでした。もちろん、また来ます!
今回、世界的な漫画家・手塚治虫の原点ともいえる千吉稲荷に行って、そのマンガの世界観などに少しでも触れることができ、私自身またひとつ宝塚の知識を増やすことができたと感じました。
宝塚の中に古き良き子供の遊び場というべき場所が,ほとんど手つかずのままに残されていることにも驚きましたし、こういった場所を残すために地元の人たちが力を合わせていること、特に高齢者の方が力を注いでおられることにも感銘を受けました。
こういった「森」を残すことで、子供たちが自然に触れ、命の大切さを学ぶことができる環境を整えることが大人たちの役割かなと久しぶりにまじめに考えてみたチャリンコ I子 でした。
さて、ここはどこでしょう。(ここどこのクイズではありません。)
ここは手塚治虫先生が育った生家の楠木です。
とても立派な楠木だったので思わず写真に収めました。