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街の小ネタ byチャリンコ営業マン

「蒸す」ってすごいなぁ!

「低温蒸し料理講演会」に行ってきました!

2009/11/17

冷たい雨が降り、今日は寒かったのでチャリンコではないI子です。
本日はまちれぽ宝塚の掲載店である「ステーキゾーンあかひげ」さん主催の講演会が実施されました。
(協賛は宝塚料飲綜合組合さんです。いつもまちれぽ宝塚がお世話になっています。)
題して「低温蒸し料理講演会」です!
本日はそのレポートです。
少し長くなりますが、とても面白くてためになる講演会だったので是非最後まで読んでください。
宝塚料飲綜合組合の坂上理事長です。
宝塚料飲綜合組合の坂上理事長です。
まず、理事の挨拶から始まりました。
私も正直「低温蒸し料理」って何?と全く
知りませんでした。
講演会には50名弱の方が参加されてましたが、大半の方が私と同様だったと思います。
元早稲田大学客員教授の平山一政先生です。
元早稲田大学客員教授の平山一政先生です。
次に今回の講演会の講師、平山一政先生の登場です。
写真でもわかる通り、物腰のとても柔らかな方でとても判りやすく説明が始まりました。
低温蒸し料理のことを詳しく説明していただきました。
低温蒸し料理というのは、先日NHKの「ためしてガッテン」で紹介された料理方法です。
(平山先生も少し出演されてました。)
約70℃くらいで野菜を蒸すと野菜が生の時よりもシャキシャキしておいしくなり、栄養価もアップするというものです。
説明するより実際に食べた方が早いということで早速試食会がスタートしました!
熱心に説明される平山先生。
熱心に説明される平山先生。
魚を低温蒸しすると、骨まで柔らかくなってます。
魚を低温蒸しすると、骨まで柔らかくなってます。
低温蒸しした野菜の数々。左からほうれん草、白菜、たまねぎです。<br>どれもおいしかったです。
低温蒸しした野菜の数々。左からほうれん草、白菜、たまねぎです。
どれもおいしかったです。
私のお皿です。コーヒーつき。
私のお皿です。コーヒーつき。
ほうれん草は煮るとクタッとなりやすいものですが、蒸すとシャキシャキとした歯ごたえです。
白菜も同様です。写真には写ってないですが、蒸しきゅうりには感動しました。シャキシャキに加え、甘みも出て、そのままでもとても美味!
右端のたまねぎはスライスしていますが、まるごと蒸すと柔らかくなってそのままがぶっといけます。(写真にないのが残念ですが、おいしくてすぐなくなってしまったのです。)
もちろん、たまねぎ特有の苦味はなし。甘いたまねぎを食べたのは初めてでした。
肝心の家庭での低温蒸し料理のやり方は、専用蒸し器で蒸すのがいいのですが、ない場合はまず
鍋に湯をわかしてその上に網を置きます。
そこに野菜を置いてボールをかぶせます。
ボール内の温度が60~70℃に保たれるように蒸していきます。(蒸す時間は野菜によって違うので注意が必要です。)

もう少してっとり早く野菜や果物をおいしくしたい場合は、60℃くらいのお湯で洗ったりつけたりしても美味しくいただけるそうです。
私は実際に試食したので言いますが、本当に美味しくなってました。
私も家で実際にすぐにやってみたいと思います。


講習会が終わっても平山先生の周りには人が溢れて、いろんな質問をする人が後を絶ちませんでした。それくらい面白い講演会でしたし、何より試食した野菜や果物が本当に美味しかった!感動ものでした。
ためになるすごい講演会に参加させていただきました。
「蒸す」ってすごいなぁ!